日鋼記念看護学校受験生の方へ

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看護師を目指している皆さんへ~アドバイス~

*私は入試に向けて自分の目的をはっきりさせることから始めました。目標は「看護学校に合格すること」かもしれませんが、目的とは「何のために」です。私の目的は『看護師になって患者さんや患者さんに関わる多くの人の役に立つこと』だったので、看護師になった自分をイメージすることでモチベーションを上げていきました。入学してからは、授業の進むスピードがとても速いので、毎日復習することが大切です。一人暮らしははじめは寂しいですが、周りの友達も一人暮らしが多いので、夕食を一緒に作って食べれば節約にもなるし、すぐに慣れるので大丈夫です。

*私は受験勉強で一番力を入れたことは文章力をつけることです。センター試験と違って筆記テストなので特に国語や生物などでは筋道の通った解答ができるように、過去問などたくさんの問題を解き、参考書をみるときは単語だけでなく理由や実験方法など全体的に覚えて、自分で説明できるくらいの力をつけました。看護学校受験では面接もあるので、文章力を身につけられれば筆記試験だけでなく面接試験でも役に立てられると思います。

*看護学校を受験する際には必ず“面接”があるので、看護師を志望した理由、受験校を志望した理由を明確にしておいた方がよいと思います。高校の授業では「生物」「化学」を中心に復習しておいたら、看護学校へ入学してからも役に立ち理解が深まると思います。入学したら専門的な授業が多いので大変だと思いますが、先生や先輩、仲間と協力しながら勉強すると一人では辛いことも皆と行えば辛さは軽減されると思います。

*看護学校を第一志望と考えているならとにかく基礎を固めることです。看護学校用の問題集や基本問題を何回も繰り返して解くのがよいと思います。また、過去問があれば傾向をしっかりと押さえることが大事です。夏休みにどれだけ勉強ができるかが勝負だと思うので、暑さにまけず頑張って下さい。

*勉強したり覚えたりすることがとても苦手で、当然短期間ではまったく頭に入りません。看護学校では覚えることが本当にたくさんあるので、毎日少しずつ勉強して覚えるように努力しています。今からでも「毎日少しずつ勉強する!」という習慣を身につけることが大切だと思います。

*看護師を目指すのなら高校生のうちに病院での看護体験やボランティアに参加しておいたほうが良いと思います。そのほうが看護師が働く職場のイメージが少しでもつき、人と関わる大変さがわかると思います。推薦で受けようとしている人は、新聞を読むことやニュースを見たりしてたくさんのことを知っておくとよいです。

*看護模試を受けて苦手な科目を重点的に勉強しました。また、部活動で経験したことや学んだことは今でも役に立っているので、勉強だけでなく友達と過ごす時間や部活動での経験も大切にしてほしいと思います。看護学校は毎日勉強ばかりで辛いのかとイメージしていましたが、友達と一緒に看護技術の練習をしたり、休日は出かけたり、学校行事も楽しく毎日充実して過ごしています。目標に向けて頑張って下さい。