2023年7月19日より、院内ギャラリーにて新しい展示がスタートしました。


老人保健施設 母恋 西野施設長が所有する長倉 洋海さんの作品9点を展示しています。

長倉 洋海 プロフィール

プロフィール

1952年、北海道釧路市生まれ。
写真家・ジャーナリスト。

世界の紛争地を中心に精力的に取材し、中でもアフガニスタン抵抗運動指導者マスードやエルサルバドル難民キャンプの少女ヘスースを長いスパンで撮影。戦争の表層よりも、そこに生きる人間そのものを捉えようとする作品群を写真集で見ることができる。

受賞歴

第12回土門拳賞、日本写真協会年度賞、講談社出版文化賞 ほか

その他

  • 2004年 NHK「課外授業・ようこそ先輩『世界に広がれ、笑顔の力~写真家・長倉洋海~』」 出演
    ※2005年(第26回)バンフテレビ祭にて青少年・ファミリー部門 最優秀賞「ロッキー賞」を受賞(カナダ・バンフ)
  • 2004年「アフガニスタン山の学校支援の会」を設立。マスードの故郷ポーランデ地区で学校支援を開始。
  • 2006年 国際フォトジャーナリズム祭に日本人初の招待写真家として参加、写真展「マスード 敗れざる魂」を開催(フランス・ペルピニャン)



当法人施設である老人保健施設母恋 西野施設長は2014年から2020年まで釧路に在住しており、長倉氏が地元釧路で主宰する「世界を知り、伝えるための“長倉商店塾”」を西野施設長が受講したことをきっかけに親交を持ちました。なお、長倉氏は2021年2月に釧路市内で個展「地球は丸く、世界は広い」を開催。この時に展示した作品の一部を西野施設長が譲り受け、所蔵していました。

今回の企画は、前述の個展で展示され、西野施設長が所蔵していた作品9点を、登別記念病院に貸与していただき実施しています。

メディア掲載
2023年下半期 院内ギャラリーのご紹介




登別の地から世界について考えるきっかけにしていただければ幸いです。