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 11/7(木)に、フレッシュサロンみどり(緑町会館)におうかがいいたしました。
 今回は、室蘭市消費生活センターの方に特殊詐欺や消費者被害の防止についてお話いただきました。



 最近実際にあった特殊詐欺の事例のお話の後、DVDの映像で様々な特殊詐欺の事例を学びました。
 参加された住民の方には、消費生活センターから様々な資料やグッズを提供いただきました。



 消費生活センターの方から、最近の特殊詐欺事件の発生状況についてのお話がありました。
 室蘭市内でもキャッシュカードを奪われる詐欺(未遂)や、SNSでやりとりを重ねた後に恋愛感情を利用してお金をだまし取るロマンス詐欺などの事件が発生しています。
 そして、ATMを利用した還付金詐欺も未だに発生しています。
 北海道内の今年の特殊詐欺発生件数は9月時点で121件で、すでに昨年の発生件数より85件も多くなっています。
 ただ、これは警察が把握している件数のため、実際にはもっと多くの事件が起こっているかもしれません。

 また、注意しなくてはいけない「予兆電話」についてのお話もありました。
 予兆電話とは、世帯調査などをよそおって電話をかけてきて、家族構成や仕事の状況、経済状況などを聞き出そうとする電話です。
 うっかり自分や家族のことを話してしまうと、その情報をもとにした詐欺や強盗などの事件の被害に遭ってしまう危険性が高まります。
 一番良い対応は、覚えのない電話や怪しいと感じる電話には対応しないことです。
 それでも電話に出てしまった場合は、一人で対応せず、必ず周囲の人、または警察や消費生活センターに相談するようにしてください。

 消費者被害のお話として、通信販売に関するトラブルのお話もありました。
 「一度きりの購入だと思ったら定期購入の契約だった」という話を最近よく聞きます。
 通信販売を利用する時は、購入する前に購入や返品等の条件をしっかり確認してください。
 テレビショッピングの場合は、電話対応するオペレーターに直接質問をして確認すると良いそうです。
 通信販売に限らず、物の購入や工事等の契約でトラブルがあった時は、消費生活センターに相談してください。
 
【困った時の相談先】
 室蘭警察署 電話:0143-46-0110
 室蘭市消費生活センター 電話:0143-25-3100(月~金・9~15時)

<社会福祉士 武田>